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能力評価制度(レベル判定)とは?

ゴールドカードを取得するには

建設キャリアアップでは、技能者の能力に合わせてカードの色をレベルアップさせていくことができます。
レベルは、下記のように1から4まであります。

レベル1 カードの色 白
レベル2 カードの色 青
レベル3 カードの色 シルバー
レベル4 カードの色 ゴールド

レベル1は初級技能者、レベル2は中堅、レベル3は職長、レベル4は高度なマネジメント能力を有する技能者と位置付けられています。

令和3年4月現在、新規登録すると全員に白のカードが発行されますが、レベル判定を受けてカードの色が変わることで能力が「見える化」するようになりますね。

2021年11月現在の情報です
レベル判定は、将来的にキャリアアップシステムを通して申請できるようになるようですが、現在はまだシステムが構築されていません。
今のところ統一的な申請画面は無く、レベル判定をしてくれる各評価団体にメールや郵送で申請する流れを取っているようです。
評価団体ごとに詳細が異なっていますので、以下のページをご確認ください。
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000040.html

目次

レベル判定の具体的な手続き

レベル判定の手続きは、技能者本人が申請することはできません。
キャリアアップシステムに登録している所属事業者※が申請者になります。
技能者についても、キャリアアップシステムに登録完了してカードを保有していることが条件になります。
申請は、インターネットで「レベル判定システム」にログインして行います。
費用は一人あたり4000円(レベル判定費用3000円、カード発行手数料1000円)です。

※所属事業者には、元請事業者や、上位下請事業者が含まれます。

レベル判定の基準

具体的に何色のカードを保有できるのかは、職種によって決められた基準を満たしているかどうかで判断されます。

例えば、職種が「内装工事」だった場合の基準は以下の通り。

レベル2(青)になるには、
就業日数3年(645日) かつ、以下の資格のいずれかの保有が必要です。
2級技能士(内装仕上施工職種または表装職種)
研削といしの取替業務(特別教育)
足場の組立等作業従(特別教育)
有機溶剤作業主任者(技能講習)
玉掛け(技能講習)
丸のこ等取扱作業主任者(安全衛生教育) 


レベル3(シルバー)になるには、
就業日数5年(1075日)
職長・班長経験日数3年(645日)
レベル2の保有資格 かつ、以下のいずれかの保有が必要です。
1級技能士(内装仕上施工職種または表装職種)
青年優秀施工土地・建設産業局長顕彰(建設ジュニアマスター)
2級建築施工管理技士

レベル4(ゴールド)になるには、
就業日数10年(2150日)
職長経験日数3年(645日)
レベル3の保有資格 かつ、以下のいずれかの保有が必要です。
登録内装仕上工事基幹技能者
優秀施工者国土交通大臣土地顕彰(建設マスター)
1級建築施工管理技士
卓越した技能者(現代の名工)

建設キャリアアップシステムに登録した際は白いカードが発行されますが、レベル判定を受けて白→ゴールドに変更することも可能です。(初めからゴールドの要件を満たしていれば、青とシルバーの段階を踏む必要はありません)

職種については、35種類の職種が設定されています。
詳しくは国土交通省 建設技能者の能力評価制度について をご覧ください。
当事務所にレベル判定、もしくは建設キャリアアップシステム登録のご依頼をいただいたお客様には、該当職種についてご説明することが可能です。

アトラ行政書士事務所にご依頼いただいた場合

代行報酬 技能者様一人あたり 16500円(税込み)

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